私たちは臨場感や技能を伝える次世代メディアとして注目されている触覚について，ヒトの触知覚機構の機能と原理を理解するとともに，機能をロボティクス技術によって，再現・拡張することにより，新しい応用技術の創生を目指しています．

「どこでも手軽に利用できる触覚メディア」を目標として，小型携帯情報端末に搭載可能な小型触覚インタフェース（Vib-Touch）を開発しています．

これまで研究されてきた触覚技術を利用し，様々な疑似力覚を呈示することで手軽に操作感や臨場感を向上させることが可能です

高齢者の運動機能の低下は筋力の衰えだけでなく，運動を知覚する感覚系の衰えも一因であると考え，特に皮膚感覚についてこれまで開発してきた触覚フィードバック技術を全身運動のサポート技術として拡張することを目標としています．