次世代移動体・自律移動ロボットの基盤技術開発

私達は、次世代移動体や移動ロボットに必要な基盤技術の研究開発を行なっています。必要な要素技術として、計測と環境認識やロボットの行動計画、位置推定があります。

 NEDO知能化プロジェクト

移動ロボットに適したセンサやモータの構成は,利用する場所や目的,コスト等によって変わってきます.本研究室では,環境や目的に応じて自己位置の推定や 障害物の回避に適用するセンサを容易に変更可能な,自律移動ロボット用の知能モジュール群をRT-Middlewareを用いて開発しています.

電気自動車の自律運転

小型EVによる公道の自律走行を目指し電気自動車の開発や,公道での走行のための経路計画に関する研究を行なっています。
 

 

屋外無人搬送車の開発

自動化のための知能化技術の応用先として、工場内や工業団地内の物流の自動化の研究を行っています。

重度疾患患者のための運転支援

意識の喪失に伴う暴走や急ブレーキなどによる二次災害を防ぐため、血糖値の変動を予測し、運転手への負担を軽減しながら前方への衝突および後方からの追突を防ぐブレーキを開発しました。

過去の研究

つくばチャレンジ

つくばチャレンジはつくば市のありのままの公園や遊歩道の中で,1km以上移動ロボットを自律走行させる実験走行会です。

足漕ぎ車椅子

足漕ぎ車椅子とは,ペダルを両足で漕いで移動するためのリハビリテーション器具です.通常の車椅子とは違って両手を使わず,移動するために自分の脚を使うことで歩行機能の改善を目指すことができます.