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被災者の体温と被災者以外の温度を考慮し,あらかじめ閾値を設定しておきます.その閾値を超えると音やディスプレイ上でオペレータに被災者の発見を知らせます. |
ロボカップレスキュー2006
ロボカップレスキューとは倒壊家屋を再現したフィールドの 中に置かれたVictim(被災者)を発見する競技です.
公式ホームページ http://www.robocuprescue.org/
ロボカップジャパンオープン2006 http://www.robocup.or.jp/2006JP/
G-TAN (2006)
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G-TAN2号機 最初に製作した一号機をさらに洗練させた完成度の高い機体です. |
G-TAN1号機,2号機,3号機ベースは共通ですが,機体ごとに搭載しているセンサ・カメラアーム・重量等が若干異なります. |
G-TAN4号機 無線の中継基地となる機体です. |
移動機構
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MGA Entertainment社製のラジコン「TARANTULA」です.前後に4つのフリッパーアームがあります.4.8kgと軽量で,階段や坂道の踏破が可能です.ラジコンにもかかわらずかなりの不整地踏破能力を持つこと,約4000円と安価なために量産ができるということを理由に選びました. |
SUZAKU-V
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アットマークテクノ社製のFPGAをベースとしたCPUボードです.G-TANの制御用とマルチカメラ用の2つ使っています. |
インターフェイス
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G-TANのインターフェイスです.左下の映像は魚眼カメラの映像で,主にオペレーターの操作用に使用します.上の映像はマルチカメラの映像で主にオブザーバーが使用します.右下の映像はODEの映像で,ロボットのピッチ角・フリッパーアームの角度を表示しています. |
マルチカメラ
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マルチカメラの映像です.この映像でVictimを発見します.下の3枚は前方,上は後方を見ています.任意の画像を拡大することもできます. |
熱センサ
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G-TAN前方にあるVictim発見用熱センサです.熱の変化をON/OFFで検知し,音でオペレーターに知らせます.可変抵抗により感度の調節が可能です. |
G-TANはロボカップジャパンオープン2006で準優勝しました!